迷ってる人へ。高い脱毛器と安い脱毛器の違いをシンプルに比較【Air10・ケノン・ブラウン】
- ケノンやブラウン、Air 10など高い脱毛器は性能いい?
- 値段によってどんな違いがあるの?
私自身、初めて脱毛器(ケノン)を買う際は何度もためらいました
そこで今回は、約1年にわたり9種類の脱毛器を実際に使ってきた経験をもとに、
値段の高い脱毛器は、安い脱毛器と比べて何が違うのかを
- 差がない点
- 優れている点
- 判断が難しい点
の3つに整理して分析しました
その上で、値段の高い脱毛器
- 『Ulike Air 10』
- 『ケノン』
- 『ブラウン シルクエキスパートPro5』
それぞれの特徴とどんな人に向いているのかを具体的に紹介します
この記事でわかること
- 高い脱毛器と安い脱毛器の違い
- Ulike Air 10・ケノン・ブラウンの特徴と、どんな人に向いているか
どの脱毛器を買うべきか決めきれずにいる人は、ぜひ参考にしてみてください!
結論!高級脱毛器は『快適さ』に優れている
表1 家庭用脱毛器比較表

実際に9種類の脱毛器を試した結果、
- 『Ulike Air 10』
- 『ケノン』
- 『ブラウン シルクエキスパートPro5』
値段の高い脱毛器は安い脱毛器と比べ、『快適さ』に優れていることがわかりました
具体的には『施術時間(1回の脱毛にかかる時間)』が短く、スムーズに脱毛を進められます
今回は、高い脱毛器と安い脱毛器の違いをわかりやすくするために、
- 差がない点
- 優れている点
- 判断が難しい点
の3つに整理しました
1つずつ詳しく解説していきます
Point
今回検証した脱毛器ラインナップ!
- サーリシ IPL脱毛器
- yete脱毛器
- yeteストレート型脱毛器
- ReFa EPI
- Ulike Air Pro※販売終了
- Ulike Air Pro S
- Ulike Air 10
- ケノン
- ブラウン シルクエキスパートPro5

差がない点は主に3つ
家庭用脱毛器において、『差がない点』は主に3つです
- 脱毛効果
- 照射可能回数
- 痛み
脱毛効果
9種類の脱毛器を使って3ヶ月間脱毛したところ、どの脱毛器でも毛量が70〜80%減少し、脱毛効果に大きな差はありませんでした(ReFa EPIを除く)(表2、図1)

図1. 9種類の脱毛器で脱毛続けた際の経過(検証部位:太もも。脱毛範囲:3.5cm×3.5cm).
表2 脱毛3ヶ月目の家庭用脱毛器別効果比較表(毛量減少率=100-毛量残存率)

『高い脱毛器のほうが効きそう』と思いがちですが、実際に使ってみるとそこまで効果は変わりませんでした
なぜ効果に差が出ないのか?
理由は、家庭用脱毛器には安全に使用できるパワー(照射エネルギー)の上限が決まっているからと考えています
家庭用脱毛器は、
- 強い光を当てて毛をつくる細胞を弱らせる
- エネルギーが高いほど効果が出やすい
- ただし強すぎると火傷リスクが上がる
という傾向があります
どのメーカーも『できるだけ効果のある脱毛器を作りたい』という点は同じなので、安全に使える範囲の最大値に近いパワーで設計していると思います
その結果、エネルギー出力が似たようになり、脱毛効果に大きな差が出にくいと考えています
実際、メーカーが公表している照射エネルギーを調べたところ、5〜6J/cm²あたりで大きな差はありませんでした(表3)
表3 照射エネルギー比較

体感としても、『一部の機種だけ圧倒的に効果を感じる』ということはなく、3ヶ月という短期間ですが、どの脱毛器も同じようなペースで毛が減っていきました(図2)

図2. 脱毛回数に対する毛量残存率の変化(毛量残存率=脱毛n回目の毛量/脱毛前の毛量×100).
ただし、
- 3ヶ月間の短期検証であること
- 効果がどれだけ長持ちするか(持続性)は未検証であること
この2点には注意が必要です
とはいえ、今回の検証においては、どの脱毛器も効果に大きな差はありませんでした
Point
値段が高いからといって脱毛効果が大きく変わるわけではない!
どのメーカーも同じような最大出力で設計されていると予測

照射可能回数
家庭用脱毛器を選ぶ際、『照射可能回数が多い方が1ショットあたりの値段が安くてお得』
と考える方も多いと思います
たしかに脱毛器ごとに照射可能回数の上限は変わりますが、あまり気にする必要はありません
どの脱毛器も完璧に脱毛しようとしても使い切れないほど、回数が多く設定されているからです
必要な照射回数は意外と少ない
全ての毛を脱毛しきるには2〜3年継続が必要と言われています
そこで、3年間、説明書通りの頻度(3年間で計50回脱毛した場合)で、両腕・両足を脱毛した場合の必要回数を計算したところ約8万回でした
今回検証した家庭用脱毛器では、最も少ないモデルでも30万回以上の照射可能回数があります(表4)
表4 照射可能回数一覧表

必要な8万回に対して3倍以上の余裕があるため、照射回数を使い切ることはまずありません(あくまでも計算上での話であり、前後する可能性はあります)
そのため、仮に脱毛器ごとに照射可能回数の違いがあっても、使用する上では差がないと考えています
Point
100年使えるランドセルと1000年使えるランドセルを比べるようなもの
一人が使う上で使い切ることのないように設計されている!

痛み
家庭用脱毛器は、値段によらず冷却機能が付いているものと付いていないものがあります
冷却機能がついていない脱毛器は、そのまま照射すると痛みを感じやすいですが、保冷剤などで照射前にしっかり冷やせば、痛みは大きく抑えられます
体感としても、冷却機能の有無に関わらず冷やしてしまえば痛みはほとんど変わりません
そのためこの記事では、『痛み』は差がないものとして考えています
家庭用脱毛器ごとの痛みについては、別の記事で解説しているので、より詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください

優れている点『施術時間が短い』
最初にも触れましたが、高い脱毛器が優れている点は『施術時間の短さ』です
『施術時間』とは、1回の脱毛にかかる時間のことで、
主に、
- 照射面積(一度に照射できる範囲)
- 照射スピード(連射速度)
- 冷却機能の有無(冷却の手間が必要かどうか)
の3つで決まります
高価格帯3機種は施術時間が短い
今回検証した9種類の脱毛器のうち、高価格帯に分類される
- Ulike Air 10
- ケノン
- ブラウン シルクエキスパートPro5
はいずれも施術時間が短く40分前後で脱毛することができます(表5)
表5 施術時間

理由はそれぞれ異なりますが、
- Air10 → 冷却しながら照射できる(冷却の手間がない)
- ケノン → 照射面積が大きい
- ブラウン → 照射スピードが速い
といった要素が組み合わさり、結果として同じ範囲をより短い時間で脱毛できます
『施術時間』が短いほど、作業のストレスが少なく、快適に脱毛できます
特に全身や広範囲を脱毛する場合、施術時間の差は明確に大きくなります
ただし、今回は比較した9機種に限定した結果であり、市場にあるすべての脱毛器が同じようになるとは限りません
そのため、他の脱毛器を検討する場合は、自身で確認することをおすすめします
Point
高級脱毛器の利点は『施術時間の短さ』!
お金をかけても、快適さにこだわりたい人はおすすめ!

判断が難しい点
安全性
安全性は、家庭用脱毛器を比較する上で判断が難しいポイントです
というのも、そもそも『安全性』という言葉の定義が曖昧だからです
- 火傷のリスクのことなのか
- 毛嚢炎などの軽い炎症のことなのか
- 長期的な疾患リスクのことなのか
人によってイメージする『安全性』は違いますし、メーカーによっても『安全性』という言葉の指す範囲はバラバラです
そのため、『安全性』の優劣を正確に比較することは非常に困難です
心理的には大手のほうが安心だが、実際の差は不明
一般的には、
- 知名度が高いメーカー
- 長く販売されているメーカー
- 大手ブランド
のほうが安心感を得やすい傾向があります
しかしこれはあくまでも心理的な優位に過ぎず、実際に安全性に差があるかどうかは判断できません
今のところ9種類ともに問題なし
1年弱、9種類の家庭用脱毛器を使ってきましたが、どの脱毛器でも火傷や大きな肌トラブルは起きていません
もちろん個人差はありますし、万人が同じ結果になるとは言い切れませんが、今回使用した範囲では明らかに危険と感じるような脱毛器はありませんでした
Point
安全性は数字で比較するのが難しく、メーカーごとの定義も曖昧
どれがより安全かを判断するのは難しい

耐久性
耐久性も、個人で評価するのが難しい項目です
耐久性といっても
- ボタンを何万回押しても壊れないか
- 連続でどれだけ照射しても動くか
- コードを何十回ねじっても断線しないか
など、いろんなパターンが考えられます
これを全部テストしようとすると、人手も、台数も、専用の機械も必要で個人では難しいです
不安なら保証期間で選ぶか、安い機種を買う
耐久性が気になる人は、
- 保証が長い脱毛器を選ぶ
- 安い脱毛器を選んで買い替え前提にする
ことがおすすめです
家庭用脱毛器は、1〜2年ほどのメーカー保証がついていることが多いです
脱毛は2〜3年続ければ十分と考えると、比較的安心して使うことができます
また、約1年間使用していますが今のところどの脱毛器も問題なく使用できています
Point
約1年間使用しているが今のところ問題なし!
気になる人は保証期間や買い替えも検討!

『Air 10』・『ケノン』・『ブラウン』の特徴、向いてる人

高価格帯の3機種はいずれも、施術時間が短く、快適性が高いという利点があります
その他性能は大きく変わりませんが、効率を重視するなら、高価格帯の脱毛器は選ぶ価値があります
ざっくり分けると、
- 冷却機能にこだわりたい → Air 10
- 最大効率で脱毛したい → ケノン、ブラウン
という住み分けになります
なお、ケノンとブラウンの『施術時間』はほぼ同じで、最後は価格と好みで決めることになると思います
Ulike Air 10
総合的なバランスに優れている脱毛器です
- 高価格帯の中では安い
高価格帯ではあるものの比較的手が出しやすい価格です。セールやクーポンをうまく活用すれば、約4万円で購入することも可能です - 冷却機能がついている
冷やす手間なく、スムーズに脱毛することができます。 - 保証期間が長い
保証期間が2年と手厚いため、長く安心して使うことができます。※保証内容は時期・購入先によって異なる場合があります。必ず購入前に最新情報を確認してください。
私自身、高い脱毛器の中から選ぶとすると『Ulike Air 10』を選びます
向いている人:性能にこだわりつつも、安く抑えたい人

ケノン
効率を重視したシンプルな脱毛器です
- 照射面積が大きく、操作しやすい
照射面積が7.0cm2と圧倒的に大きいため、効率よく脱毛することができます - 痛みが強い
冷却機能がついておらず、痛みは比較的強いです。痛みが気になる場合は自分で冷やす手間がかかります - 価格が高い
79800円と購入のハードルは高めです
向いている人:広範囲を効率よくがっつり脱毛したい人

ブラウン シルクエキスパートPro5
直感的に操作しやすい脱毛器です
- 照射スピードが速く、スムーズに脱毛できる
照射スピードが速いため、テンポよく滑らすように脱毛できます。 - 肌色に合わせて出力を自動で調整してくれる
自分の肌色に合った出力を考える必要がなく、心理的にも安心して脱毛できます。ただし、自由にパワーを調整したい人には不向き。 - 価格が高い
10万円弱と高いです。セール情報も見かけるのでタイミングによっては安く買える場合もあります。
向いている人:あまり考えずに、ながらでサクッと脱毛したい人
快適さを重視するなら高級脱毛器はあり!

今回は、9種類の脱毛器を比較し、高い脱毛器と安い脱毛器の違いについてまとめました
高価格帯の3機種はいずれも、施術時間が短く、快適性が高いです
- せっかく買うなら、できるだけ快適に脱毛したい
- 多少高くても、ストレスなく続けられる機種を選びたい
という人には、高価な脱毛器がおすすめです
一方で、
- そこまで快適性にこだわらなくてもいい
- コスパを重視して選びたい
という人は、別の記事でおすすめの家庭用脱毛器を紹介しているので、そちらを参考にしてみてください!

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